エッセイ 新しい年、手渡される校章

2012年度が明けました。寒さは確実に緩みましたが、私自身の心は引き締まります。明日の入学式で、新たに迎える生徒たちに、式の中で手渡す校章が、整然と並べられています。一つひとつに目を落としながら、この校章を胸につけられる一人ひとりに思いを馳せています。どうか、彼女たちのこの学び舎での日々が、神の祝福に満ちたものであるようにと、校長室で一人、祈りを捧げています。


このブログをご覧の皆様、ノートルダム女学院中学・高等学校の校長室より、不定期に更新していきます。とうぞ時々、覗いてみてください。
新年度に、私の好きな祈りの一つをご紹介させていただきます。


主よ、
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。


God, grant me the serenity to accept the things I cannot change
Courage to change the things I can, and
Wisdom to know the difference,
ラインホールド・ニーバー(Reinhold Niebuhr)

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