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ノートルダム女学院の
教育と社会を結ぶ交差点

特長的なカリキュラム

特集
漕ぎ出せ、漕ぎ出せ、
世の海原へ。

ノートルダム女学院の海外研修
プログラムがめざすこと

コロナ禍が収束して3年。全国の学校では、中止されていた海外留学・研修プログラムが徐々に復活、ノートルダム女学院も2023年度から順次再開した。
渡航先や期間など、豊富で多彩なコースを誇るノートルダム女学院の海外留学・研修プログラム。再開にあたってあらためて、「これらのプログラムがめざすこと」を探った。

アメリカ・セントルイス&
国連訪問

対象:
高校1年生
平和を考える研修は毎年3月に実施
セントルイス校との交流は、
「行く・迎える」を隔年交互に実施

国語科板谷悠子

プログラムの狙い

自分を知る・相手を知る ★ ★ ★ ★ ★
常識や既成概念の殻を破る ★ ★ ★ ★ ★
社会の課題や矛盾に気づく ★ ★ ★ ★ ★
誰かのための自分を意識する ★ ★ ★ ★ ★
自律的・能動的に行動する ★ ★ ★ ★ ★
発信力・対話力を鍛える ★ ★ ★ ★ ★

日程

1日目
13:00
大阪国際空港(伊丹空港)発
17:20
カナダ・トロント・ピアソン国際空港着
トロントのホテルへ
2日目
14:55
トロント・ピアソン国際空港発
カナダを出国してアメリカ入国→セントルイスへ
16:12
セントルイス・ランバート国際空港着
3日目
11:00
NDHSにて授業、校内ツアー
14:15
SSNDマザーハウス修道院のチャペル訪問
4日目
12:00
セントルイス・ランバート国際空港発
次の研修地ニューヨークへ移動
15:25
ニューヨーク・ラガーディア空港着
5日目
9:30
Sr. Beatrizの講話
13:30
国連本部にて国連ガイドツアー
16:00
エンパイア・ステート・ビルディングからニューヨークの街並み鑑賞
6日目
10:00
メトロポリタン美術館
13:00
市内観光
7日目
10:35
ニューアーク・リバティー国際空港発
8日目
22:20
関西国際空港着→解散

特長的なプログラム

姉妹校NDHS訪問

NDHSでは授業体験や、セントルイスの生徒1人に対して日本人生徒2人の組合せでの校内ツアーを実施し、日本との違いを体験。

SSND訪問

ND設立の源流となるノートルダム教育修道女会(SSND)のマザーハウスを訪問。ノートルダム教育の根本にふれる。

国連職員Sr.Beatrizの講話

Sr. Beatrizの講話のテーマは「Artisans of Peace」。私たち一人ひとりが、ピースメーカーになる必要があることを教わる。

国連ガイドツアー

国連の目的や仕事を知り、ニュースで目にすることもあるさまざまな会議場をめぐり、世界の動きに興味を持つ機会に。

「世界の中での自分」に気づき
自分にできることを考える

 6泊8日でアメリカのセントルイスとニューヨークを訪れる研修旅行。1948年、第二次世界大戦後の日本に普遍的な価値観を教える女子校を設立するため、セントルイスのノートルダム教育修道女会(SSND)から4人のシスターが京都に派遣されてきた。本校設立の歴史の原点となるセントルイスでは、SSNDと姉妹校・ノートルダム・ハイスクール(NDHS)を訪問。その後、ニューヨークでは、国連で働くSSNDのSr. Beatrizから「Artisans of Peace」と題した講話を聴講。さらに、国連本部を訪れ、安全保障理事会議場や総会議場などを見学する。
 担当教員の板谷は語る。「ノートルダム女学院らしい研修旅行にしたかったんです。まず、セントルイスでは姉妹校の生徒たちとファミリーの絆を深めるとともに、本校のルーツであるSSNDを訪れてノートルダム教育の源流を学びます。ニューヨークでは、国連が国際社会で果たしている役割を知り、自分たちが未来の担い手として『真の平和』について考えます。そして、直面する脅威や課題に対して当事者意識を持ち、関心を高めることがこの研修旅行の目的です」。
 海外に行くことで、「世界の中での自分」を考えられるようになる。この研修旅行が、世界とのつながりのなかで平和について考え、自分に何ができるのかを考えるきっかけとなっている。

NDHS
セントルイス校来校

対象:
全校生徒
セントルイス校との交流は
「行く・迎える」を隔年交互に実施

英語科櫻井葉子(左)
グローバル担当事務永田良子(右)

プログラムの狙い

自分を知る・相手を知る ★ ★ ★ ★ ★
常識や既成概念の殻を破る ★ ★ ★ ★
社会の課題や矛盾に気づく ★ ★ ★ ★
誰かのための自分を意識する ★ ★ ★ ★ ★
自律的・能動的に行動する ★ ★ ★ ★ ★
発信力・対話力を鍛える ★ ★ ★ ★ ★

日程

1日目
午前
関西国際空港着
本校到着後、歓迎会
午後
夕食は湯豆腐
本校ユージニア館の和室で布団で就寝
2日目
終日
奈良観光
• 東大寺、春日大社などを見学
3日目
終日
広島観光
• 新幹線の中では折り鶴の折り方をレクチャー
• 昼食はお好み焼きを体験
4日目
午前
本校にて授業に参加
午後
ホストシスターと京都観光
ホストシスター宅にホームステイ
5日目
終日
ホストファミリーと過ごす
6日目
午前
ノートルダム学院小学校、京都ノートルダム女子大学を訪問
午後
今海道町修道院訪問、銀閣寺見学
7日目
午前
法然院、平安神宮、二条城を見学
午後
友禅染を体験
送別会、ピザパーティの夕食会
8日目
午前
朝礼でお別れの挨拶
午後
関西国際空港発

特長的なプログラム

原爆の地・広島を視察

折り鶴の折り方レクチャー、カトリック幟町教会 世界平和記念聖堂訪問、平和記念公園ガイドツアーに参加。お好み焼きなども体験。

本校の授業に参加

授業では、本校の生徒とじっくり交流。互いのことを紹介し合ったり質問したり。数学や体育の授業にもチャレンジ。

日本人としての
おもてなしの心を育てる

 「訪ねる研修」に対し、こちらは「迎える研修」。目的は、セントルイスの生徒たちには日本の美しい風景と日本文化の繊細さを体験してもらい、日本を好きになってもらうこと。そして本校生徒にはおもてなしの心を育んでもらうことだ。
 セントルイスの生徒は本校に滞在し、京都の寺院や神社を訪ね、奈良では緑鮮やかな奈良公園を散策しながら歴史を味わった。3日目には広島の平和記念公園も訪れた。世界で唯一の被爆国である日本に生きる私たちの平和を願う強い思いを知ってもらうためだった。
 本校生徒は、歓迎会を企画・運営し、送別会・夕食会では交流も深めた。また、セントルイス生を受け入れたホストシファミリーは、日本でしか経験できない「おもてなし」と心に残る思い出を残してくれた。