課外活動でも行っていますが、今年度は授業でも本格的に行っています。ディベートは、「与えられた立場、テーマをもとによりよい世界を作るための対話をする」ための活動であり、日頃のペアワークやディスカッションの延長線上として、より他者を尊重し、中身のある議論をするために行うものです。論破するのがゴールになったり、感情の対立が起きたりとしがちですが、皆お互いの発言、考えを傾聴しながら落ち着いた議論ができていました。



高校2年生では、教科書で読んだのテーマをもとに“It is better for high school students’ career to take a gap year” (高校生のキャリアのためにはギャップイヤーを取り入れたほうが良いか)。高校3年生では、 「ハゲワシと少女」と題する写真についての英文を読み、 “The New York Times should not have published the photo.” (ニューヨーク・タイムズはその写真を掲載すべきでなかったか)についてディベートを行いました。
どの学年も、チームごとに事前に綿密なリサーチ、読解活動を行うことで、実りのある議論を行うことができました。

生徒の感想(一部)です。
・1学期に比べてたくさんしゃべれるようになったのが嬉しかったです。
・反論は苦手だったが、メモのやり方を変えたり脳内でシミュレーションしたりすることで、スラスラ言えるようになった。
・賛成派と反対派でうなずきながら、相手の意見を理解し、尊重し合えました。
本校グローバルコースでは英語を学ぶだけでなく、社会人になったときに実際にコミュニケーションで使用する場面を想定したアウトプットの機会を多く提供しています。
英語で自ら輝き、人を輝かせられる人材になれるよう今後の成長にも期待です!