9月30日(火)と10月1日(水)の両日、高校2年生の家庭基礎と高校3年生の家庭総合の授業で、一保堂茶舗より講師先生方をお招きし、「日本茶の味わい〜煎茶コース〜」と題した特別な時間をもちました。


普段、ペットボトルのお茶には慣れ親しんでいる生徒たちですが、この日は本格的な急須や湯飲み茶碗に触れ、日本茶の特徴を学びながら、自分たちの手で煎茶を淹れる体験に挑戦しました。玉露と煎茶の飲み比べや、友達が淹れたお茶との飲み比べでは、「味が全然違う!」「私の方が美味しいかも!」と、あちこちで発見と笑顔がこぼれていました。慣れない手つきで慎重にお茶を淹れた後には、自分だけの一杯にお干菓子を添えて「いただきます」。
渋みや甘み、香りをじっくりと感じながら、美味しいお茶に夢中になり、3煎目まで淹れている生徒もたくさんいました。




「急須を使うことがなかったけど、また家でもやってみたいです。」「お干菓子とお茶の組み合わせが最高でした!」といった感想も寄せられました。五感を使ってお茶と向き合う、貴重で楽しい時間を通して、日本の文化と「ていねいな暮らし」の素晴らしさを実感できたことでしょう。