中学3年生研修旅行(6月17日(火)~19日(木))のなかで、6月17日、広島国際会議場において、梶本 淑子様から、ご自身の体験を60分講話として聞く機会がありました。
研修旅行前日には「にんげんを返せ」のVTRで広島・長崎の原爆による悲惨な現状を事前学習し、当日の講演会および平和記念資料館見学、平和ガイドの方による碑めぐりで当時の様子を学習しました。


その2日後に、梶本様は両陛下とお会いし、お話しされていました。(写真参照)
そして、先日、梶本様よりお礼のお手紙までいただきました。電話でお礼をお伝えすると、中学3年生の皆さんが今回の研修旅行で、何らかの学びがあったことを強く願われていました。



本校では毎年、「平和を考える日」を設け、平和について共に考え、祈る機会としています。今年は7月24日(木)に実施します。今年は戦後80周年の年でもあり、特に日本の戦争をテーマにした2つの映画を上映します。
〈上映映画〉
中学生:「島守の塔」
沖縄戦の悲劇と命がけで県民を守った実在の人物の物語
高校生:「蟻の兵隊」
終戦後に起こった「日本軍山西省残留問題」を真正面から取り上げたドキュメンタリー作品
監督である池谷薫さんにお越しいただき、ご講演いただきます。
広島で平和学習を行った中学3年生にとっても他の学年の生徒にとっても、特に今月は真の平和について考える機会になるよう願っています。