6月23日(月)と25日(水)の2日間、高校2年生プレップ総合コースの生徒たちが、本校キャサリンホール(和室)で浴衣の着付けを体験しました。
この体験は、公益財団法人京都和装産業振興財団のご支援を受け、市田ひろみ服飾アカデミーの講師の方々にご指導いただきました。
浴衣の歴史を学んだ後、生徒たちは自分が選んだ浴衣でいよいよ着付けに挑戦します。帯を結ぶ手前までは少し苦労したものの、半幅帯での蝶結びが完成すると、和室はぱっと明るくなりました。今年は一度結んだ帯をほどいて復習する時間も設けられ、帯結びに2度挑戦できたことで、より実践的な学びとなりました。


制服姿とはひと味違う、全員が異なる浴衣を身につけた華やかな集合写真も撮影できました。生徒たちの浴衣姿を優しい笑顔で見守ってくださっていた講師の先生方は、「いつも着せてもらっていた浴衣を、今年は自分で着てみたい」という生徒たちの声に大変喜んでいらっしゃいました。
参加した生徒からは「着物のきっちりとした雰囲気が、着る人の自信にもつながると感じた」という感想も聞かれました。
日本の伝統文化である浴衣を身近に感じ、自分で着付ける喜びを味わう、貴重な体験になったようです。