ごちそう様でした!

 高校3年生の家庭演習の授業では、秋の松花堂弁当づくりに挑しています、本日、私は調理室の方にご招待を受け、お呼ばれに行って参りました。少し早めにお邪魔すると、まだ皆さんはエプロン姿で大忙しの様子。ご担当の奥田典子先生によると、生徒たちは1学期から計画を練り始め、夏休みにはそれぞれがデパ地下あたりを散策し、美味しそうに見える盛りつけ方や彩りを研究するそうです。そしてグループごとにテーマを決め、「秋のなごり」「秋の中華」「秋のヘルシー弁当」などなど、タイトルまでつけて、披露してくれました。お料理に取り組む制限時間は80分。これだけの種類のものを、限られた時間で完成させるには、よく練られた計画と、グループのチームワークが要でしょう。すばらしい!私は「秋の中華」を選ばせて頂き、大変美味しく頂きました。十文字に仕切りをした本格的な縁高に形よく盛られたお料理は、それぞれ工夫が凝らされていて感動でした。卒業前の最後の調理実習、それぞれの生徒たちの手には、卒業リングが光っていました。
 数学や英語や、歴史の勉強と共に、耳を澄まして聴く毎朝の聖書朗読も、帰りのお祈りも、毎日の校内の清掃も、そして、この松花堂弁当制作も、すべては、ノートルダム・レディーになるための具体的な方法でした。みんな、卒業を間近にして、ようやくパズルのピースが合わさっていき、完成形が見えてきます。あらゆる角度から用意されているノートルダム教育の姿、それは、私たちの誇りです。

本日は本当にご馳走様でした。
 
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